SDGs SOLUTIONS 建材セグメント(離島の利便性向上)
建築分野での地域格差を低減
東京都の離島は伊豆諸島、小笠原諸島あわせて11島、
同じ東京都でも、防災、情報、建築など多くの地域格差が見られます。
自然の豊かさを維持しながら、工事事業で格差低減のアプローチができないか。
技術者・職人を派遣し、資材を送り、その結果、人々に利便性と笑顔を贈りたい。
NC建材の取り組みは、今、始まったばかり。
漁業・農業に次いで、離島の主要産業となる建設業。インフラ整備や台風などの自然対策・災害時の復旧を考えれば、離島での建設需要の高まりもよく理解できます。しかし、その地元建設業者の内訳を見ると多くは土木工事業者で、建築分野に関しては本土に応援要請するものの、なかなか進まないのが現状です。私たちNC建材は、グループ内の有資格者派遣、資材供給など、額に汗して自らの手を動かし、この問題解決に当たろうとしています。
離島に強い企業とタイアップし、
離島案件に参画
島には島の、海には海のノウハウがあります。そして、その経験とノウハウを持つ企業も存在します。私たちはまず、離島の建設会社と強いパイプを持つ企業とタイアップし、離島の案件に参画・提案します。異分野の知識や離島ならではの事情などを共有しながら協力してプロジェクトを進めます。私たちグループの核は、人と人とをつなぐ商社機能なのですから。
NC建材有資格者の派遣
離島には土木関係の技術者はいるけれど、建築関係の技術者があまりいません。本土の建築会社へ応援要請しても、進まないのが現状です。同じ東京都でありながら地域格差があるのなら、私たちが行って、手伝わせていただきたい。シンプルなソリューションですが、私たちの強い気持ちです。
職人さんが駐在する
宿舎を提供
島への交通手段は船か飛行機しかなく、天候により欠航となることもままあります。そのため、工事期間は島に駐在してもらうのですが、観光シーズンには宿舎の確保がむずかしくなります。私たちは、技術者や職人さんに一人部屋で気持ちよく過ごしてもらうため、まず宿舎を確保し、快適な環境を整えています。
離島の地域格差を
少しでも縮めたい
海を越えてその場所に行き、人と会い、協力して建物や施設をつくる。離島への具体的な取り組みが、実を結び始めました。学校、船舶施設、浄水場やクリーンセンターなどのインフラ設備から住居、キャンプ場まで。着実な歩みを進めています。いつか、雄大な海洋自然を活かした循環社会を形成し、「離島がいい!」と言われる未来を目指しています。